騒音は四方八方からやってきます。そして、時には自分が加害者になることもあるのです。床の作りによって遮音性は大きく違います。最近はマンションのパンフレットをみても遮音等級が表示されている事が多いようです。
■軽量床衝撃音(LL)値 比較的軽い音 例:スリッパによる歩行、イスの引きずり音など 対策→フローリングの表面を柔らかな仕上げにする等。
■重量床衝撃音(LH)値 重く響く音 例:子供が走り回ったり、飛び跳ねる音など 対策→床のスラブ厚をあげる。2重床にする
フローリングではよくスプーンを落としたりした軽い物を落とした時の音が響いたりします。又、子供が飛びはねたりするドスンとした音もします。このように音は発生源も音質も違います。 それぞれ床の厚さや構造対策・フローリングの質対策と違う対策がありそれぞれに評価方法があります。
■軽量床衝撃音(LL)値 LL値は軽いものが落ちたりした時に発生する音の遮音能力を表しています。 よくパンフレットに載っているので参考になると思います。 ■目安 LL-45で1級(おすすめレベル)らしいです。スプーンを落とすとかすかに聞こえるくらいらしいです。
あまり参考にならないかも・・・?ごめんなさい。
引用文献:「建築物の遮音性能基準と設計指針」第2版 日本建築学会編 技報堂出版
測定は、 JIS A 1418-1:2000「建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法」 −第1部:標準軽量衝撃源による方法 JIS A 1418-2:2000「建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法」 −第2部:標準重量衝撃源による方法 または 日本建築学会基準D.3「建築物の現場における床衝撃音レベルの測定方法」に従い行うそうです。
で、JISのサイトに行って見たのですが、JIS A 1418-1:2000を見るにはPDFで各16ページ程度でダウンロード・閲覧に1,470円かかるようなので断念。 興味がある人は→http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/JIS/FlowControl.jsp
色々目安を書いてきましたが私の個人的な結論としては
■スラブ厚さ コンクリートスラブ厚200mm以上あれば日常生活でプライバシーを保つことはできるようです。
■2重床 営業の人には色々言われましたが、後から変更することができないのでやはり二重床の方が安心です。2重床の方が遮音性もよいみたいだし。メンテナンス性や上下階の階の高さも増していることが多いので◎
■フローリングの等級 LL-45以上なら大丈夫な感じがします。
実際に住んで見た感想等ありましたらご連絡下さい。
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