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床の違い

騒音は四方八方からやってきます。そして、時には自分が加害者になることもあるのです。床の作りによって遮音性は大きく違います。最近はマンションのパンフレットをみても遮音等級が表示されている事が多いようです。

 
注意するのは2種類の音対策

■軽量床衝撃音(LL)値
比較的軽い音 例:スリッパによる歩行、イスの引きずり音など

対策→フローリングの表面を柔らかな仕上げにする等。


■重量床衝撃音(LH)値
重く響く音 例:子供が走り回ったり、飛び跳ねる音など

対策→床のスラブ厚をあげる。2重床にする

 
L値でわかること

フローリングではよくスプーンを落としたりした軽い物を落とした時の音が響いたりします。又、子供が飛びはねたりするドスンとした音もします。このように音は発生源も音質も違います。
それぞれ床の厚さや構造対策・フローリングの質対策と違う対策がありそれぞれに評価方法があります。

■軽量床衝撃音(LL)値
LL値は軽いものが落ちたりした時に発生する音の遮音能力を表しています。 よくパンフレットに載っているので参考になると思います。

■目安
LL-45で1級(おすすめレベル)らしいです。スプーンを落とすとかすかに聞こえるくらいらしいです。
  椅子の移動音、 物の落下音など 生活実感 ・プライバシー
LL-30 聞こえない 上階の気配を全く感じない
LL-35 通常ではまず聞こえない 上階の気配を感じることがある
LL-40 ほとんど聞こえない 上階で物音がかすかにする程度気配は感じるが気にはならない
LL-45 小さく聞こえる 上階の生活が多少意識される状態
スプーンを落すとかすかに聞こえる
大きな動きはわかる
LL-50 聞こえる 上階の生活状況が意識される
椅子を引く音は聞こえる
歩行などがわかる
LL-55 発生音が気になる 上階の生活行為がある程度わかる
椅子を引く音はうるさく感じる
スリッパの歩行音が聞こえる
LL-60 発生音がかなり気になる 上階住戸の生活行為がわかる
スリッパ歩行音がよく聞こえる
LL-65 うるさい 上階住戸の生活行為がよくわかる
LL-70 かなりうるさい たいていの落下音ははっきり聞こえる
素足でも聞こえる
LL-75 大変うるさい 生活行為が大変よくわかる
人の位置がわかる
全ての落下音が気になる 大変うるさい
LL-80 うるさくて我慢できない 同上
備考 高音域の音、軽量・硬衝撃源 生活行為、気配での例

 
LH値
人の走り回・ 飛び跳ねなどの床衝撃音をあらわすのがLH値です。コチラはあまりパンフレットには載っていません(すみません。参考にならないかも・・・)

  人の走り回り 飛び跳ねなど
生活実感 ・プライバシー
LH-30 通常ではまず聞こえない 上階の気配を全く感じない
LH-35 かすかに聞こえるが遠くから聞こえる感じ 上階の気配を感じることがある
LH-40 かすかに聞こえるが遠くから聞こえる感じ 上階で物音がかすかにする程度気配は感じるが気にはならない
LH-45 聞こえるが意識することはあまりない 上階の生活が多少意識される状態
スプーンを落すとかすかに聞こえる
大きな動きはわかる
LH-50 小さく聞こえる 上階の生活状況が意識される
椅子を引く音は聞こえる
歩行などがわかる
LH-55 聞こえる 上階の生活行為がある程度わかる
椅子を引く音はうるさく感じる
スリッパの歩行音が聞こえる
LH-60 よく聞こえる 上階住戸の生活行為がわかる
スリッパ歩行音がよく聞こえる
LH-65 発生音がかなり気になる 上階住戸の生活行為がよくわかる
LH-70 うるさい たいていの落下音ははっきり聞こえる
素足でも聞こえる
LH-75 かなりうるさい 生活行為が大変よくわかる
人の位置がわかる
全ての落下音が気になる 大変うるさい
LH-80 うるさくて我慢できない 同上
備考 低音息の音、重量・柔衝撃源 生活行為、気配での例
 
D値
室間平均音圧レベル遮音等級と住宅における生活実感との対応の例
D-65 通常では聞こえない 聞こえない ピアノやステレオが楽しめる
※機器類の防振は不可欠
D-60 ほとんど聞こえない 聞こえない カラオケパーティ等を行っても問題ない
※機器類の防振が必要
D-55 かすかに聞こえる 通常では聞こえない 隣戸の気配を感じない
D-50 小さく聞こえる ほとんど聞こえない 日常生活で気がねなく生活できる
隣戸をほとんど意識しない
D-45 かなり聞こえる かすかに聞こえる 隣戸在宅の有無にかかわらずあまり気にならない
D-40 曲がはっきりわかる 小さく聞こえる 隣戸の生活がある程度わかる
D-35 よく聞こえる かなり聞こえる 隣戸の生活がかなりわかる
D-30 大変よく聞こえる 話の内容が分かる 隣戸の生活行為がよくわかる
D-25 うるさい はっきり内容がわかる 隣戸の生活行為が大変よくわかる
D-20 かなりうるさい よく聞こえる 行動がすべてわかる
D-15 大変うるさい 筒抜け状態 遮音されているという状態ではない小さな物音までわかる
備考 音源1mで90dBA前後を想定 音源1mで75dBA前後を想定 生活行為、気配での例



あまり参考にならないかも・・・?ごめんなさい。

 
L値の建築学会基準の適用等級に対する性能水準

特級 遮音性能上特にすぐれている 特別に高い性能が要求された場合の性能水準
1級 遮音性能上すぐれている 建築学会が推奨する好ましい性能水準
2級 遮音性能上標準的である 一般的な性能水準
3級 遮音性能上やや劣る やむを得ない場合に許容される性能水準


集合住宅の場合 特級 1級 2級 3級
重量衝撃源 L-45 L-50 L-55 L-60,L-65*
軽量衝撃源 L-40 L-45 L-50 L-60

引用文献:「建築物の遮音性能基準と設計指針」第2版 日本建築学会編 技報堂出版

 
測定方法

測定は、 JIS A 1418-1:2000「建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法」 −第1部:標準軽量衝撃源による方法
JIS A 1418-2:2000「建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法」 −第2部:標準重量衝撃源による方法 または 日本建築学会基準D.3「建築物の現場における床衝撃音レベルの測定方法」に従い行うそうです。

で、JISのサイトに行って見たのですが、JIS A 1418-1:2000を見るにはPDFで各16ページ程度でダウンロード・閲覧に1,470円かかるようなので断念。

興味がある人は→http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/JIS/FlowControl.jsp

 
スマ子的結論

色々目安を書いてきましたが私の個人的な結論としては

■スラブ厚さ
コンクリートスラブ厚200mm以上あれば日常生活でプライバシーを保つことはできるようです。

■2重床
営業の人には色々言われましたが、後から変更することができないのでやはり二重床の方が安心です。2重床の方が遮音性もよいみたいだし。メンテナンス性や上下階の階の高さも増していることが多いので◎

■フローリングの等級
LL-45以上なら大丈夫な感じがします。

実際に住んで見た感想等ありましたらご連絡下さい。

 

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